セラミックコーティング|OS-T
TiAlNの限界を超えた
チタンシリコン系の
高耐熱・高硬度膜
・1100℃の耐酸化性
・3500hvの高硬度
セラミックコーティングの改良膜
OS-Tは窒化チタン〈TiN〉にシリコンを添加した、セラミックコーティングの改良膜です。
窒化チタンアルミコーティング〈TiAlN〉にくらべ、より高耐熱・高硬度で、超硬工具による高速加工やHRC40以上の高硬度材の加工に最適です。
セラミックコーティング〈OS-T〉の用途例
ドライ加工用工具(高硬度材)、シリカ含有樹脂切削、HRC40以上の高硬度材のドライ切削 など
OS-T のスペック
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色調カッパーゴールド
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膜硬度3500 Hv
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膜厚2〜4 µm
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酸化温度1100 ℃
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処理温度450〜500 ℃
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摩擦係数0.55
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膜種
TiSi系
特長
■酸化温度比較
OS-T | TiAlN | TiN | |
酸化温度(℃) | 1100 | 800 | 500 |
硬度(Hv) | 3500 | 2600 | 2200 |
摩擦係数 | 0.55 | 0.55 | 0.55 |
膜厚(μm) | 2〜4 | 2〜4 | 2〜4 |
カラー | 赤茶色 | 黒紫色 | 金色 |
膜評価
■切削機能比較