セラミックコーティング|OS-R
アルミ加工による溶損を防止
OS-Aの厚膜コーティング仕様
セラミックコーティングの改良膜
OS-Rは窒化アルミクロムコーティング〈OS-A〉を厚膜にした、セラミックコーティングの改良膜です。
6~10ミクロンを超える膜厚で耐摩耗性が高く、特にアルミ加工での溶損防止に効果を発揮します。
セラミックコーティング〈OS-R〉の用途例
プレス金型、曲げパンチ(ハイテン材)、抜きパンチ(厚板)、アルミダイキャスト金型 など
OS-R のスペック
-
色調シルバーグレー
-
膜硬度3000 Hv
-
膜厚6〜10 µm
-
酸化温度1000 ℃
-
処理温度400〜500 ℃
試験
試験1
■目的
アルミ溶損試験
OS-RとCrN、OS-C、OS-Ⅶ比較
■試験内容
■結果
膜評価
膜評価1
耐摩耗性は、他社比の2倍以上高い。
■検証内容
- 加工内容:冷間鍛造プレス
- 加工油:油性
- ワーク材:JSH440W(SAPH440) 13t
- 加工内容:1200tプレス抜き加工
- 金型サイズ:φ80×104H
- 金型材質:SKH51
■結果
膜評価2
アルミ除去時間1/3以下に短縮。
耐凝着性向上。
抜け性向上。
■検証内容
- 加工内容:アルミ重力鋳造
- 加工材:AC4C 750℃
- 金型:鋳抜きピン SKD-61
■結果