<No.01> 硬質DLC(AC-X)被覆工具の開発
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<No.01> 硬質DLC(AC-X)被覆工具の開発 目次~
- はじめに
- T-FAD
- ta-C 膜の特性
- ta-C の切削工具への応用
- まとめ
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はじめに
アルミニウムや銅といった非鉄金属を切削加工する場合、切削工具の切刃部分に被削材が凝着して切削抵抗が大きくなり、刃先が欠損するといった問題が生じる。
これらの問題の解決法として、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)で被覆した切削工具が実用化されている。
しかし、近年において、被削材の材質は、アルミニウム合金の中でもダイキャスト用合金であるSi や銅が添加されたAC 系の材料が増加している。
これは自動車の軽量化を目的として、エンジンブロック等の部材への採用が増加しているためである。
これらの問題の解決法として、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)で被覆した切削工具が実用化されている。
しかし、近年において、被削材の材質は、アルミニウム合金の中でもダイキャスト用合金であるSi や銅が添加されたAC 系の材料が増加している。
これは自動車の軽量化を目的として、エンジンブロック等の部材への採用が増加しているためである。
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