新製品 難切材向けセラミックコーティング OS-Z

先日のJIMTOFで初公開した新製品OS-Zのご紹介です。
OS-Ⅶ酸素を添加酸窒化コーティングにすることで汎用性を持たせつつ耐熱性が向上し,OS-VIIにくらべ高温·過酷な条件での加工に効果を発揮します。

・高速加工用工具
・鉄系加工パンチ
・一般鋼材工具
・難削材(インコネル等)のDry/MQL加工

に最適です。

→OS-Zの製品情報を見る

また、オンワード技研の技術研究開発部が2024年9月4日~6日 岡山大学津島キャンパスで行われた「2024年度精密工学会 秋季大会学術講演会」にて、OS-Zの研究を発表しました。

<発表内容>「難削材の旋削加工におけるAlCrON超多層膜の切削特性」
AlCrON(酸窒化アルミニウムクロム)超多層被膜をAIP法によって成膜し,膜の機械的特性及び構造を調査した。応用として高い効果が見込まれる難削材であるインコネル718の切削工具へ適用した。
従来の耐熱被膜であるAlCrN(窒化アルミニウムクロム)被膜と比較した結果,インコネル718の切削において工具寿命に優位な差が見られ,更に高い耐熱性を有していることが示唆され,難削材への耐久性向上が実現出来た。

研究資料はこちらからダウンロードできます。
ぜひご覧ください。


このブログの編集者

株式会社オンワード技研
株式会社オンワード技研

1986年創業、DLC・セラミックコーティング・表面処理のプロ集団。
「EVER ONWARD=常に前進する。」をモットーに、コーティング専業メーカーとして全国のお客様の「ものづくり」を支えています。

製品ラインアップ
所属・掲載

技術情報

Posted by ONW